芦屋・苦楽園の焼鳥日記

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カノンのような。

2021.03.01

カノンのような。

阪森鶏輔の裏方中の裏方、YJ KOHです。


ワインブログではないのですが、ワインリストをリニューアルするために、いろんなワインを飲んでいるのでご勘弁を。



今日ご紹介するワインは、美味しすぎて背筋がピンとのびるような白。

2018 ブルゴーニュ ブラン シャルドネ エティエンヌ ソゼ、です。



このワインの歴史は複雑です。

元々めっちゃおいしいワインを作っていたブドウ畑の持ち主が、相続税の問題で子供3人に畑を分割して分け与えたのです。

子供の一人が1/3分の畑を自分の畑に組み込んでブドウを自分のものにしてしまったため、ワインの需要にたいしてブドウの生産量が足らなくなったのです。

そこで、自前のブドウが足りなくなった分を近所の顔見知りの、確かな生産者から購入することにしたのです。

僕たちは「ふーん、足りなくなった分仕入れれたからよかったやん」と思ってしまうのですが、これはフランスのブルゴーニュのブドウ農家にとってはとてつもなく大変な出来事なのです。

よくシャトーとかドメーヌとかいう言葉をワインを呑んでいるときくと思うのですが、これは自前の畑の育てたブドウを、自分で醸造し瓶詰めし自前のブランドとして出す生産者という意味なのですが、他の畑から仕入れたフドウを使ってワインを創ると、それはもうドメーヌではなくなるのです。

でも、この農家さんは潔くドメーヌの看板をおろし、おいしいワインを需要のある数量、提供することにしたのです。

そして、ドメーヌではなくなったのことによりできたワインがこのブルゴーニュ ブラン シャルドネ エティエンヌ ソゼ。

このワインは、100%他の畑から仕入れたブドウでできています。

その畑がすごい。なんとあの特級のシュヴァリエ・モンラッシェとモンラッシェ、1級のアモー・ド・ブラニー、シャン・ガン、ガレンヌ。

元々ブドウ農家同士で信頼関係があったので、間違いのないブドウの確保に成功したのです。

つまり、めちゃめちゃうまいブドウたちで作られた一本なのです。



ね、もう飲みたくなったでしょ?



シュヴァリエ・モンラッシェなんてホテルでのんだら軽く10万円オーバーですよ。

関西人はこういうの好きでしょ(笑



もちろんとびきりの美味しさ。

深みのある香りに透明感のある味わいとブドウが大地から吸い上げた水のミネラル(鉱物)を感じることができます。



まるでチェロとバイオリンが奏でるパッヘルベルのカノンのような。

ちょっとキザですね、でも、このワインを呑んだ時、聞こえたんです。

美しいカノンの旋律が。



そして、阪森鶏輔のワインリストにも加わることも決定しました。



少しお値段はりますが、1万円前後にはなると思います。



絶対に呑んでいただきたい1本です。



お祝いの席の1本に、間違いのないシャルドネです。



3月1日〜7日までは、平日17:00〜、土日16:00〜21:00の時短営業となります。

 

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